高浜海岸から見た青葉山(若狭富士) |
青葉山
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登山口に当たる青葉山青少年旅行村に、車は私の車を含めて3台。この時期、花で有名な山だけにもっと沢山の車があると思ったのに意外だ。西の方向にある松尾寺登山口から登る人の方が多いのかもしれない。
旅行村を出て後ろの道路の先にある登山道に入ると、シャガ・ヤマルリソウ・マムシグサ・チゴユリ等の花を見る。そして続いてイカリソウの歓迎だ。
NHKや福井テレビの中継送信所施設を過ぎると、急に風が強くなり上の方で木々がザワザワと鳴り出す。東屋のある展望台で高浜海岸の景色を楽しみながら小休止をとる。デジカメの画像をチェックしたらイカリソウを撮った枚数の多いこと。
前方から登山者が降りてきた。この山を庭にしているような方でいろいろな話を聞かせてもらう。残念ながらカタクリは見られないとの情報も。
この山はあちこちに休憩ベンチがあり、きつい急登がないので有難い。目の前に青葉山東峰が近づくと平坦な道になってイワカガミの花が多くなった。
馬の背と呼ばれている岩場に出ると、左下に高野集落が見える。山頂が迫る。
エンレイソウとタムシバの花を見て最後の登りをこなすと青葉神社の祠がある東峰山頂に到着。ここからの展望はあまり良くない。
先へ進み少し下るとそれまでの景色と一転して、ヤセ尾根と岩場の道となった。奇岩巨岩の間を縫う道が楽しい。危険な箇所はアルミの梯子や太いロープがあるので安心だ。
前方に青葉山西峰が近づき、その奥には天然の良港だと言われている理由が良く分かる、深く入りこんだ舞鶴港と舞鶴の市街が見下ろせる。
右下に見えるのは内浦湾で海岸線と青い海の色が綺麗だ。赤い船が浮かんでいるのも見える。
胎内くぐりのような箇所に出た。ガイドブックによれば、ここがあの白山を開山したと伝えられる泰澄が修行した大師洞という所とのこと。
青葉山西峰が近づくと前から若者3人が現れた。8時に松尾寺を出発してきたのだそうだ。
2時間半かかって西峰山頂に到着。ここは松尾寺の奥の院となっていて画像のような祠があるが、その後方には魅力的な岩場がある。
その岩場に立てばなんと気持ちいことか?内浦湾が箱庭のように見え、目を凝らせば高浜原発まで見えた。春霞のせいで遠くの日本海まで見えないのが残念だが、これだけの展望があれば充分。
下山は少し松尾寺への道を進み、途中から左折して今寺ルートで今寺集落へ出ることにした。昼にはまだ早いが途中で昼食を取る。大きな砂防堰堤の横を通って車道に出ると、そこは今寺集落だ。ここから何度も振り返って青葉山を見つつ、高野集落を通って青少年旅行村へと戻った。 |
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