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荒島岳
山行日 2007年10月7日
地域 福井
標高 1524m
天候 晴れ・山頂のみガス
コースタイム 7:10勝原スキー場駐車場---シャクナゲ平9:20---10:20荒島岳山頂10:55
---シャクナゲ平11:45---勝原スキー場駐車場13:30
ルート図

 百名山の一つでもあるので、朝6時を過ぎれば勝原スキー場の駐車場はもう満杯だ。ちょうど観光バスも到着し、トイレ前は時ならぬ長い列が出来てしまった。タッチの差で遅れをとった私は、団体さんが出発した後からゆっくりと行くことにした。天気はまだいいものの、下り坂とかで風が強いのが気になる。

勝原(かどはら)スキー場 奇妙な木

 ゲレンデの中の道を進み、スキー場の上に出るといよいよ山道が始まった。シャクナゲ平まであと2キロの表示からは自然林の素晴らしい道となった。登山道は広く歩きやすい。先ほどの団体さんに追いついたので、後ろをゆっくり歩こうと思っていたら「抜いてください」という。総勢20〜30人以上もいるようなので「抜くと、抜き疲れでまた抜かされる」と笑わせてから、お言葉に甘えて先に行かせてもらうことにした。

素晴らしいブナ林 いつまでも歩いていたい

 ブナの林にカメラを向けながらゆっくり歩き、ダケカンバの木が目立ち始めるとシャクナゲ平に到着だ。右からの道は中出ルートだ。 本当なら左手前方に荒島岳の姿が見えるとのことだが、今日はあいにく見えない。小休止してから 左へ少し進むと、佐開(さびらき)ルートと合流する。

心地よい木漏れ日 シャクシ平

 このあたりで朝一番に出発した人だろうか、初めて下山者数人と行き違う。「山頂はガスで展望はまったくダメでした」の言葉にガックリ。後方にはあんなにハッキリと小荒島岳の奥で大野市の町や九頭竜川も見えるのに。しかし左に見えるはずの経ケ岳山頂付近もガスに曇っていた。下界は晴れでも高所はガスなのかも知れない。

小荒島岳を見下ろす ガスの山頂

 急登が始まった。このあたりからやはりガスが出てきた。視界は20mくらいだろうか?展望が無い代わりに足元で咲くツルリンドウの花が綺麗だ。やせ尾根からなだらかなササの広い尾根に出ると、左から冷たい風が吹き付けるようになった。山頂が近いのか左前方のガスの中で数人が話す声が聞こえてきた。

山頂にあった冬の白山連峰の写真 団体さんでにぎやかな山頂

 歩き始めて3時間余りでガスの山頂に到着だ。あいにく展望は叶わなかったがここまでの見事なブナ林や、昨日経ケ岳から360度の展望を経験したので充分満足だ。風を避けて簡単な食事を取っていると、先ほどの団体さんが到着して混雑の山頂となった。場所を譲ろうと下山し始めると1300mあたりでガスは突然晴れた。しかし振り返るとやはりガス。どうやら山頂付近だけが雲の中のようだ。再訪を誓って帰途についた。
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