↑クリックするとホームへ

荒島岳
山行日 2010年5月9日
地域 福井
標高 1524m
天候 晴れ
コースタイム 勝原スキー場5:35
シャクナゲ平7:45
荒島岳山頂8:55〜9:30
シャクナゲ平10:20
勝原スキー場12:00
 朝5時、山支度をしている時は寒くてダウンを着なければならなかったのにやはり5月。歩き始めると直ぐに暑くなり脱がなければならない。勝原スキー場の敷地内を30分余り進めば、まぶしいばかりの新緑の道になった。登山道の両側に立つ、まるで仁王像にも見える巨木の間を抜けると、足元は盛りを過ぎたとはいえイワウチワの群落だ。

大きな地図で見る
地図 新緑の奥に荒島岳
 7時、登山道左脇で丸太のベンチを見つける。ここは白山のビュースポットのようだ。一休みすれば正面にたっぷりの雪を頂いた白山〜大汝峰の大きな山並みが望める。目の前の白いタムシバの花の奥には、まだそこかしこに残雪があった。
ショウジョウバカマ 小荒島岳の奥に大野市街
 歩き始めて2時間、階段状の急坂を登っていると後ろで動物の気配がする。登山者が連れてきた飼い犬2匹かと思ったが、良く見るとテンのようだ。出し遅れたデジカメのせいで画像に納めることが出来なかったのは残念。
キクザキイチゲ イワウチワ
 先日見たものより格段に可愛く、そして可憐なショウジョウバカマに感動しながら、やっとシャクナゲ平に到着。ここは小荒島岳を通る中出ルートが右から合流していて、今朝のバスの団体さんが休んでいる。旅行社主催の20〜30人の団体のようでどう見ても60歳〜75歳くらいの年配者ばかりのよう。
「平均年齢40歳くらいですか?」の私の問いかけには
「サバ読んでくれてありがとう」の返事が返ってきた。帰途聞いたのだが岡山から旅行社のツアーで来られた団体で、なんと夜行日帰り(費用2万円)とのこと。
山頂が近づく 登ってきた尾根を振り返る
 急登でペースが落ちた団体さんを追い越させてもらうと、後方で小荒島岳とその奥に大野の町が見下ろせる。その左に見えるツインピークスは銀杏峰と部子山のようだ。後方ばかり見とれていたらダメで、足元にはカタクリにイワナシの花が。そしてついに会いたくて会いたくて仕方なかったあの花、キクザキイチゲの登場だ。必死で探した結果、僅か2輪だが見つけることが出来た。
登山道脇で咲くカタクリとショウジョウバカマ 同じくイワナシ
 3時間20分で山頂に到着。やはり沢山の雪が残る経ケ岳・白山・別山・三の峰に目が行くのは仕方ないが、能郷白山や本当は頂に立つはずだった赤兎山を確認しなければならない。と、ここで東の遠方でなにやら白い峰を発見。なんと御岳と乗鞍岳ではないか?デジカメでは捉えられない程のうっすらだが見えたことに感謝。
中央やや左が濃郷白山 銀杏峰と部子山
 好展望ゆえ立ち去りがたい山頂だが、30分余りの滞在で下山することにする。続々と下から登って来る登山者は皆、一様に暑そうだ。10時を過ぎて太陽の直射が厳しくなってきたようで、まだ日差しが優しい早朝に出発したことが私にはラッキーだった。まもなく下山というスキー場を下る頃には暑さでクラクラししたが、なんとかしのぐ事ができた。車まで戻ってきて振り返えると、数人の山菜取りの方が散らばるスキー場の真ん中を、突っ切って走り抜けるカモシカの子供が見えた。
白山・別山 カタクリ








所属する囲炉裏へ ↑クリックするとホームへ

















SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送