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小葉谷林道登山口
銀杏峰
山行日 2008年6月15日(日)
地域 福井
標高 1441m
天候 晴れ
コースタイム 林道大野池田線小葉谷登山口6:15
8:15銀杏峰山頂8:30
林道大野池田線小葉谷登山口9:55
ルート図
 宝慶寺いこいの森に設営したテントの中で目覚めた私は、朝食を済ませてから林道大野池田線を車で進む。小葉谷にある銀杏峰(げなんぽ)登山口に駐車し、小さな鳥居をくぐって登山開始だ。

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地図 シライトソウ
 15分歩くと再び林道に出る。どうやらこの林道は先ほどの林道大野池田線で、部子山(へこさん)を経由して池田まで続くようだが、まだ工事中で開通していないらしい。左に数十メートル進んでまた山道に入る。
林道大野池田線に一旦出てまた山道へ 新緑がしみる
 すぐに古めかしい石垣の残る鉱山跡を通ると、シライトソウやツクバネソウの歓迎を受ける。特にシライトソウの白い色は一面鮮やかなグリーン色の中でひときは綺麗だ。ササユリも多く目立つもののまだ蕾ばかりなのが残念。
ツクバネソウ チゴユリ
 振り向けば下に見える大野市街から今まで稼いできた高度が分かるが、道端にある表示はまだ海抜1100m。まだ山頂まで標高で300m余りもある。この辺りから大きなブナの木を見るようになり心地よい森になるものの、グリーンのトンネルの中のだらだら登りはまだまだ続く。
白山を見る 山頂が近づく
 登山開始一時間でやっと左の尾根越しに、まだ雪の残る白山の姿を見る。一方、右手反射板のある、直ぐ近くに見える山は部子山だ。そんな部子山から続く稜線が近づくとユキザサの群落を見て、グリーンのトンネルから日差しの下に飛び出す。
サンカヨウ 部子山を振り返る
 1300mの表示をを過ぎて鞍部になり、初めてサンカヨウの花を見る。大きな白山・別山を前方に見て極楽平と呼ばれる平坦地ではそのサンカヨウの大群落があった。その先、小さな谷の奥を覗き込むとショウジョウバカマの花の奥にまだ雪渓が残っている。
中央に昨日登った冠山 能郷白山
 山頂に近づくとコバイケイソウが多くなる。植生保護のロープの間を進んで山頂到着。時刻はなんとまだ8時過ぎだ。昨日登った冠山、先月登った能郷白山を確認しつつ、座って菓子パンをほうばる。
荒島岳 白山
 荒島岳が近い。そしてその左奥にある白山・別山の雪が作る縞模様もはっきりと見て取れる。目を右に転ずれば、御岳や中央アルプスも確認できるではないか。こんな好天の日に登れたことに感謝しつつ下山に取り掛かる。
山頂の奥に部子山が見える 白山と荒島岳(右)
 福井の山は遠征の苦労をしても余りある、魅力的で味わい深い山が多い。しかも天気が良くて白山の展望が得られるともう最高の気分に浸れる。今日の銀杏峰は本当に良かった。帰途もう一座「部子山」を稼ごうか?
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