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 ↑七曜岳山頂から見た大普賢岳
中ノ股谷から
行者還岳・七曜岳
山行日 2009年5月31日
地域 大峰
標高 1584m(七曜岳)
天候 曇り
コースタイム 中ノ股林道ゲート9:30
林道11:05〜11:20
奥駈道出合12:40
行者還小屋13:00〜13:35
行者還岳分岐13:50
無双洞分岐14:50
七曜岳14:55〜15:05
無双洞16:20〜16:40
水太林道17:00
朝からは雨だったにもかかわらずネットの山仲間が10人集まりました。行く先は行者還岳と七曜岳ですが、水太林道から時計回りに進むというちょっとマイナーなルートです。1/25000の地図とコンパスを忘れずポケットに入れます。

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地図 中ノ股林道車止めゲート
車一台を無双洞への入り口に当たる水太谷の林道に置いて2台で中ノ股林道を進みます。しかし僅か300m程進んだ所でゲートにぶち当たり、ここから出発しなければなりません。
大きな山抜け 荒れた谷
大きなスズメバチの巣が軒下に架かったログハウスを見ながら進みます。右の沢では綺麗な滝を見ます。やっと林道が終わり山道に入ったと思ったら、大きな山抜け跡があってルートが消失しているではありませんか?
滑る急な斜面 なぜこんなところに展望台が?
地図上は真っ直ぐ進むようですが仕方なく左へ斜面を登る者、危険を冒してトラバースする者また、滑る危ない岩を覚悟で沢に下り立って進む者とに別れてしまいます。こんな大きな山抜けが2箇所もあって10人は3つのグループに別れてしまいました。
奥駈道が近くなった ルート図
私は沢を進みました。右の尾根尾根に登らなければなりませんが、急すぎて取り付く箇所すらありません。その斜面を見ながら進むと前方から仲間の声が。左の尾根に取り付いて西に進んだグーループです。なんと偶然に林道に出て、そのまま進んだらここに着いたのだそうです。そして待つこと15分、もう1グループも到着して全員が集まりました。
シロヤシオ 古木にうっとり
あるかどうかも分からない地図上の道を辿るのを諦め、地形図をしっかり確認してこの林道を進んで奥駈道に出ることにします。幸いにも林道はジグザクを繰り返しながら高度を稼いでくれ、やがて目的の尾根を進むようになりました。
行者還小屋 行者還岳・奥駈道分岐
仲間からは「大峰らしいええ雰囲気や」の声が上がります。それもそのはず。ブナやトチの巨木が点在する素晴らしい尾根道です。そんな思いに浸っているとやがて奥駈道に飛び出しました。右から2人組が来て一のタワ方面へ進んで行きます。
奥駈道 ついつい立ち止まる
20人以上も居たでしょうか?意外に大勢の登山者が休憩する行者還小屋で遅い昼食を取ってから先へ出発します。小屋から見えるはずの山頂はもちろんガスでアウト。したがって今日は山頂はパスをすることにしましたが、それでも仲間数人は山頂に立ってきたようでした。
シロヤシオはまだ残っていた シロヤシオのトンネル
ガスの奥駈道も悪くありません。シロヤシオのトンネル、やせ尾根、シャクナゲ、巨岩。幻想的で神秘的な道をじっくり味わいながら進めば、後ろから「幽玄の世界や」との声が。
まだあちこちにシャクナゲの花が 鎖場を上がれば七曜岳
行者還岳〜七曜岳の間は中々行けないらしく、このルートは始めてという者が多いようです。一様に来て良かったとの感想を聞きました。
シャクナゲ咲く無双洞・奥駈道の分岐 無双洞へ下る途中から大普賢岳
七曜岳山頂からガスがかかる大普賢岳を望みます。反対方向の辿ってきた先の行者還岳もガスの中で見えません。西の谷は覗くのが怖いほどの高度感がありました。
無双洞で休憩 水量の多い水簾の滝
分岐から無双洞へ下りる道も良い雰囲気です。大普賢岳を見ながら急な尾根道を下ると苔むした巨岩の間を進みます。ジグザクに急降下するとやがて無双洞に到着します。この真下が水簾の滝。雨のせいで水量が多いようです。
水太林道に飛び出した 水太林道から振り返って大普賢岳を見た
20分で水太林道に出ました。仲間が中ノ股林道へ車を回収に向かう間、残った者で水太林道を下れば、天候が回復した後方で大普賢岳が輝いていました。

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