掘坂山・観音岳
山行日 | 2006年2月25日 |
地域 | 高見山地 伊勢三山 |
標高 | 757m |
天候 | 晴れ |
コースタイム | 森林公園入り口9:55---11:15堀坂山雌岳11:25---11:45堀坂山12:45 ---堀坂峠13:15---13:50観音岳14:00---15:15森林公園入り口 |
ちょうど1年ぶりとなる堀坂山へは、和歌山から遠来の友人4人での山行となった。吉野の大和上市に8時に集合して1台の車で東へと進む。それまでは好天だったのが、高見トンネルを越えると急に雲が多くなる。折角海の見える展望の山に向かうのに残念な気もするがここまで来た以上は仕方ない。天気が変わるのを期待して局ケ岳や白猪山を左手に見て車を走らせた。
登山口に到着すると、Yさんから「こんな時間ならもう昼食も終わり、下山する頃やな」と言う。彼は山へ行く日は3時に自宅を出るというのを実践しているとのこと。私はザックからアイゼンを取り出して車のトランクに仕舞い、空いたスペースにお湯満タンのテルモス2本と、残量が少ないから不安だとガス2本を入れて出発した。
15分歩いて林道から山道に入る。かなりの急坂なので少々きついものの、尾根にさえ上がれば快適な歩きだったことを思い出し、辛いながらもゆっくり高度を稼いでゆく。杉の樹林帯の前方が明るくなるとやっと尾根だ。ここからは馬酔木とリョウブの林が続く。他にも味わい深い巨木もあるものの、木の名前が分からない。木肌好きの私はその木肌を手でさすりながら進む。
堀坂山雌岳は石室に石仏が祀られている。その前で展望を楽しむことにするが、松阪市から伊勢方面の町が見下ろせるものの、海は残念ながらかすんでいた。小さなピークを何度か越えると右手にこれから向かう観音岳が見える。遠いように思えるのは空気がかすんでいるからなのだろう。視線を手前に転じると目の前にタラの芽があった。
1時間50分の歩行で山頂に到着だ。私はいきなり花粉の洗礼を受け、大きなくしゃみを連発する。横ではYさんも同様にくしゃみをしていた。私は展望は後回しで東の景色に背を向けて座る。持参した秋刀魚の味醂干しはAちゃんに焼いてもらい、缶ビール開ける。Nさんにはワンタンや具材たっぷりの中華風の鍋を作ってもらうい、日本酒を開ける・・・・・・って飲んでばっかりやないの?!
おなかも一杯になり周囲を見渡せば、天気は回復したもののやはり遠望は利かない。矢頭山・白猪山は見えるものの高見山は雲の中。伊勢方面はうっすら見えてもやはり海岸線までは見えなかった。それでも1時間も滞在してしまう。掘坂峠への急な下りで、元気が取り得のNさんが膝が痛いと言い出す。どんな急な登りであろうが下りであろうが、走りださんばかりの馬力があるNさんだけに心配していたら、平三○のようにポンと膝を叩いて足を伸ばしたら、突然痛みが取れて治ったとのこと。なんちゅう強靭な膝や w(゚o゚)w!
車道の堀坂峠を越えて観音岳に登る道では、人が自然薯を掘ったような穴がいっぱい開いてた。山育ちだったというYさんは「ヘタな掘り方やなぁ」と呟く。あんな大きな穴を掘らなくても、頭が入るか入らないかの穴さえ掘れば彼なら採れるのだそうだ。しかしその先では今度は猪が掘ったと思われるもっと乱雑な穴を発見だ。 まもなく観音岳に到着という箇所で、Aちゃんが言う。「今登ってきた山はホリ・・・・なんていう山やったかいな?」と。「おいおい、ホッサカヤマやがな」と答える私の横で、今度はYさんが首をひねる。どう考えても、右前方下の方向が車を置いた森林公園なのに、友達に借りてきたGPSでは、車のある方向が全く反対の方向の後方を指すのだと。私は「そんなGPS、捨てなはれ」と言う。それでも片手に持ったそれを操作しながら歩いていて、突然Yさんが言った。「数日前に歩いてきた地元の和歌山に設定したままやった」と。 一緒に行った安芸ちゃんの報告 |
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