山行日 | 2007年3月18日 |
地域 | 鈴鹿 |
標高 | 1120m |
天候 | 晴れ |
コースタイム | 8:50大貝戸駐車場---八合目10:20---11:05避難小屋12:00 ---12:20展望丘12:30---14:40避難小屋12:50--- 八合目13:10---聖宝寺14:15---14:40大貝戸駐車場 |
3年ぶりとなる藤原岳だ。数日前からの寒波で折角、咲き始めた花が雪の中に埋まっているのでは?と心配していた。それでも雪が解けた箇所からはたくさんの花が顔を出していた。
大貝戸駐車場に車を停めて出発。もう10分到着が遅れていたら駐車場所が満杯になっていた。
鬱蒼とした森から空が明るくなってくると四合目だ。ここでミヤマカタバミの花を見る。アセビの白い花も満開だが、左手の藤原岳の尾根は北側にあるせいでまだ雪が多いようだ。
日当たりのいいところでスミレの花を見る。やがて徐々に登山道に雪が深くなり、アイゼンを装着する人もいる。10時20分はじめて福寿草の花を見る。
右手に福寿草を見ながらドロドロの道を進めば避難小屋が見えてきた。トイレを順番待ちする女性の長い列の横から、天狗岩の方向へ少し散策することにする。
右に白い霊仙山と伊吹山が見える。今日で3週続けて見る伊吹山だが、気候が冬に逆戻りして徐々に雪の白さが増しているように思える。風が冷たく、ダウンを着なければいられない。足元はさっきの登山道に劣らず、ずいぶん福寿草が多かった。
真っ白に輝く御岳を確認して一旦、避難小屋に戻り食事をとった後、展望丘に向けて進む。3年前はブッシュの中、腰をかがめて進んだように思ったが今日はどういうわけかそのブッシュが無かった。深い雪の坂道を登ると展望丘山頂だ。「順番を守ってください。私はさっきから写真を撮ろうと待ってるんですから」と山名柱を撮ろうとして怒るおじさんの声が示すように、満員の山頂だった。
不精してノーアイゼンなので、下山は凍った登山道ではなく、ひざまでの雪の中をショートカットして進む。八合目から聖宝寺道を取ると雪も人も少なくなった。六合目でまたも福寿草を楽しみ樹林帯に入るところで、後方からきた2人連れが「節分草はありました?」と私に聞く。「1輪だけありました」と答えると、地元の方らしいご主人は「それはよかった。私は見つけられなかったが、今年はこの時期の雪なので咲いてるか心配で・・・」とのこと。
土砂崩れのせいか聖宝道までもう少しというところでルートが迂回していた。いい香りのするミツマタの木が植えられた聖宝寺の境内を通り、狛犬ならぬ珍しい狛猿のある鳴谷神社の横を歩いて大貝戸駐車場まで戻る。山と違って大貝戸集落は暖かい日差しの中、まるで時が止まっているかのようなのどかさだった。 |
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