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冠山
山行日 2008年6月14日(土)
地域 福井・岐阜県境
標高 1256.6m
天候 晴れ
コースタイム 冠峠10:55
冠平11;45
11:55冠山山頂12:25
冠平12:35
冠峠13:25
ルート図
 その独特の山容をガイドブックで見た時、是非登ってみたい山の一つとなった「冠山」。冠峠に車を置けば僅か2時間50分で往復できるとある。それなら前夜発でなくても大丈夫と、朝6時に家を出て車を北に走らせた。北陸道の「木之本」辺りを走っているとラジオから突然、不協和音のチャイムが流れたかと思うと「緊急地震情報云々」。岩手宮城内陸地震だ。山間部に入り聞こえぬ放送にヤキモキしながら、国道417号の「池田」から冠峠に到着したのは10時30分だった。

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地図 駐車場から見た冠山
 車30〜40台が停まる冠峠では、その憧れていた山の姿がいきなり間近に望める。まずはじっくりと眺めてから登山準備にかかる私だ。こうしている間も反対の岐阜県側からも数台の車がやってきては駐車をする。
山頂を望む 振り返れば冠峠の奥に金草山
 登山口に揖斐川源流の表示を見る。ここに降った一滴の雨が、延々流れていって伊勢湾に注ぐと考えると感慨深い。ウツギの花を左右に見て登山道を進む。平坦道で楽勝だと想像していたが実際はそうではなくて、いくらかの小ピークを越えなければならない。
新緑の奥に山頂 山頂が近づく
 前方の山頂ばかりを見ていて気が付かなかったが、後方に「金草山」というきれいな山が望める。そしてその手前には冠峠があり、小さくなった車が見える。
山頂から冠平への斜面 冠平への分岐
 2〜3のピークを過ぎると左下に先ほど上ってきた冠峠への長い林道が見下ろせ、いよいよ山頂が近づく。ユキザサと終わりかけのサンカヨウ、そして花にはまだ早いコアジサイを見ると今度はナナカマドだ。表示には「ツシマナナカマド」とあった。
山頂直下の岩場 山頂から能郷白山(奥)を見る
 トラバース道になり一輪だけ残るイワカガミを見ると、前方には山頂から続くフラットな地形が見え、そこで休憩する沢山の登山者が見えた。どうやらあれが冠平のようだ。しかし私はそこへは行かず直接山頂を目指す。
山頂から部子山と銀杏峰を見る 冠平(左下)から続く尾根と白山方面
 ナナカマドのトンネルを腰をかがめて抜けるとトラロープの付いた急な岩場になったが、それも10分ほどの登りで山頂に到着。涼しい風が吹く山頂からは部子山・銀杏峰が北方向近くに見え、東には先日登った能郷白山の姿も。遅れて山頂にやってきた御夫婦は岐阜県側からその能郷白山に登るつもりが、一と月前の私同様「温見峠」への道が通行止めで急遽変更して、この冠山にやってきたとのこと。
山頂の先に金草山 リンドウか?
 何気なく山頂から南斜面直下を見下ろすとなにやら黄色い花が沢山咲いているではないか。目を凝らせばどうやらニッコウキスゲのようだ。残念ながら間近で見ることができなかったがそれでも満足。さあ、明日はどの山に登る?
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