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笠形山

駐車場から見た笠ノ丸付近
山行日 2007年11月25日
地域 兵庫
標高 939m
天候 快晴
コースタイム 寺家駐車場8:40---笠形神社9:40---
笠ノ丸10:25---10:50笠形山11:45---
笠ノ丸12:05---仙人滝13:00---14:00寺家駐車場
位置 ルート図

 登山口駐車場から望める山が笠形山だと思ったが、どうやらその手前の笠ノ丸のようだ。番犬の吼える声が聞こえる「寺家」の集落の中を歩けば、中学生の少年から「おはようございます」と元気な声で挨拶された。10分程歩いて大鳥居に出合う。鹿避けゲートを自ら開けて進むと道の傍らには、お地蔵様が等間隔である。横に彫られた数字から、どうやら町石のようだ。

笠形寺 笠形神社

 笠形寺は笠形神社への参道にあった。境内の紅葉が綺麗なのでカメラを構えたが、なぜかバックの釣鐘堂に釣鐘の姿は無かった。休み堂を右手に見ると道はジグザグとなり傾斜を増す。左にやけに大きな杉の木が見え、その後ろに社が見えた。どうやら笠形神社のようだ。腐食のためか柱や幕板が一部新しい木で補修されているものの、上部の彫刻の素晴らしさに目を奪われる。立ち止まって見とれているうちに、後から来た登山者数名に追い越されてしまった。

笠形神社先の展望所より市川町方面を見る まもなく笠ノ丸

 姫路城の心柱を切り出した杉もあったという鬱蒼とした杉林の中を進むと突然、見晴らしが良くなって小休止。ここからはササの尾根を進む。右から草原の尾根が近づき、急な階段の道となってやっと笠ノ丸に到着だ。ここには東屋やトイレもある。また今日の下山道につかう仙人滝コースの分岐にもなっている。ここにきて初めて前方に笠形山を望むことができ、よく見れば山頂の東屋はもちろん登山者まで確認できる。

笠ノ丸から見た笠形山 鞍部付近

 馬酔木の下を一旦鞍部へ下る。グリーンエコー笠形からの道を左に見て、登り返せばいよいよ山頂に到着だ。360度の素晴らしい展望なのに、この辺りの山に疎い私は千ガ峰と昨日登った七種山しか分からない。雪彦山は?段ガ峰は?どこ?

まもなく山頂 山頂より千ガ峰方面

 天気が良いせいで山頂に人は多い。東屋は2つ(但し一つは屋根がふっ飛んでいた)もあり、そこそこの広さでベンチも多いので助かる。晴れていると瀬戸内海まで見渡せるとガイドブックにあったが今日はそこまで見えない。でもこの素晴らしい青空と紅葉の景色があるのに、なおこの上瀬戸内海を見るとは贅沢なことのように思う。

15人はいた山頂 蓬莱岩から見た駐車場方面

 山頂は立ち去りがたく、見知らぬ登山者と「どこから来ました?」等の会話をするが、案外兵庫県の人が多いようだった。一時間近くもいた山頂を後にし、笠ノ丸で右折して仙人滝へと向かう。桧林の平坦な道から自然林と変わり、リフレッシュパークへの分岐を右に見ると尾根を下る道となった。あれ?「鹿ノ原」って場所はどこだったん?どうやら気づかずに通り過ぎたようだ。

仙人滝 仙人滝ルート下山口

 蓬莱岩の上からは車を置いた瀬加・寺家方面が近くに見える。手前の山肌の紅葉も素晴らしく、コースを少し逸れてまで来る価値がある箇所だ。激下りして山腹を巻いて進むと炭焼き窯跡の横を通り、そしてすぐに仙人の滝だ。落差35mとあったが今日は水量が少なくて残念だ。杉林の中を下れば林道に飛び出すものの、この林道が荒れていて石がゴロゴロしていていて歩きにくい。ミツマタの木の群生を見て鹿避けゲートを開けて舗装道路に出たら、後は民家に向かって下りて行く。、あるで時間が止まったかのようなの、どかな寺家集落をのんびり歩く私の上には、雲ひとつ無い真っ青な空があった。

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