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北山道から葛城山
地域 奈良西部
標高 959m
山行日 2004年12月19日
天候 曇り
コースタイム 駒形大重神社北水道施設9:45---ダイトレ道11:45---
12:00葛城山頂12:30---14:15駒形大重神社北水道施設


往路=黄色  復路=緑色
 前回は赤線を歩いて敗退、そのあとブルーの線を進んだものの時間切れであきらめた。しかし先日友人が黄色の北山道で登ったと聞き、早速今日それを登ってきた次第だ。
駒形大重神社北の御所楢原地区水道施設 登山道は倒木が多く歩きにくい
御所市楢原地区の西部の高台にある水道タンクの前に駐車をして舗装された道を登って行く。しばらく歩くと分岐があり、ここを左に取ると小さな小屋が現れた。後ろの谷を登って少し左にルートを取るとはっきりとした登山道に出る。しかし倒木が多く、なかなかそのとおりの道を進めず、何度も迂回したり手を突いてその下をくぐって歩かなければならない。

正規の登山道を歩くことが不可能になって随分長いのか、迂回路を指し示すテープが多いようだ。北へ落ちる急な斜面を進むとやがてジャングルとなった。沢の源流の雰囲気が漂う箇所になると進む道が分からなくなる。右方向へ進めばいいと思うもののその方向はおろかまっすぐへも進めない。左の崖をよじ登りそのまま急な坂を登ると左から来た道に出た。これが長尾道かと思う。それにしてもブッシュだ。
自然林に出た 飛び出したダイトレ道から登山道を見る
それまでの植林の中の道から左側には自然林が見え始め、一気に雰囲気が変わってきた。途端に道には枯葉が多くなり、ついには完全に自然林の中の道となった。左の尾根の向こうに金剛山が見え、低い笹とリョウブの中の道は心地よい。左下にはなんともいえない、いい雰囲気のくぼ地が望めた。少し下ってそこまで行きしばらく佇んでみたい気もする。やがて目の前には小さな尾根が見え、その向こう、谷を隔てた先には葛城山頂ツツジ園にある売店や休憩用の舞台が見え始めた。

その尾根を左手に進むとなんと、突然ダイトレ道に出た。右に折れ、ツツジ園の中を進んで山頂のロッジ付近で昼食。ツツジ園の数本のツツジには花が咲いていて驚きだ。今日は展望は望めないと思っていたが高見山や明神平方面まで見えたのはラッキー。しかしあいにく大峰方面は雲の中のようだった。
なぜか1輪だけ咲くツツジ 中央の自然林の向こうから登ってきた
下山は忠実に来た道を戻ったが、往路では気づかなかった「追分」と書かれた分岐の先で、長尾道と北山道と書かれた画像のようなテープを発見。ここで往路からそれて右の長尾道ルートを取った。広い尾根は迷いやすいので慎重に地図とコンパスを見ながら進む。ここからは激下りとなる。登りでは絶対使いたくない道だ。

タラやイバラの木を手で掴まないようにように、テープ通りしばらく進んだところで地図とコンパスを出し確認したところ、予想したルートより随分北よりに進んでいることに気づく。後戻りして東方向へのルートを探してみるものの、テープはおろか踏み跡すらない。仕方なく明確なテープがある北東方向へそのまま進むと、なんと見覚えのある道に出てびっくり。北山道に戻ってしまったではないか?
右上に同じ 帰途発見した分岐にあったテープ
先に歩かれた方々には申し訳ないが、各自が思い思いのルートにテープを巻かれたようで、ルートが分かりにくいことこの上ない。北山道は大体状況はつかめたが長尾道は前回同様、欲求不満が残った。

しかし慌てることはない。近くに未踏のルートがあるのはうれしい。これからも何度でもここにきて迷うことにしよう。地図とにらめっこして歩くのはこんなにも楽しいのだから。

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