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木梶山(大又林道から最短距離で) 
山行日 2007年1月13日
地域 台高
標高 1230.2m
天候 晴れ
コースタイム 9:40大又林道駐車場---11:15赤ゾレ池---11:25馬駈場分岐
---12:15木梶山12:45---13:50赤ゾレ池---15:05下山

 昨年秋から今回で4度目となる赤ゾレ山及び伊勢辻山への直登ルート。今回はこれを利用して木梶山までどれくらいの時間でピストンできるか試してみた。

赤ゾレ池へ直登途中振り返って見た薊岳 まもなく台高稜線に

 いつものように大又林道の駐車場に車を置いて直ぐの橋を渡る。最初から急登になるので辛いが、やがて右に見えてくる国見山や後方に見えてくる薊岳の姿を楽しみにゆっくり進もう。ガレ場のトラバースは慎重に進まないと危ない。ズルッといけば谷底だ。30分余りも登れば廃屋跡がある沢の分岐に到着。この左の沢を登れば伊勢辻山に行けるが、今日はそのまま沢を渡って、まっすぐ進む。

ドンピシャで赤ゾレ池に出た 伊勢辻山(左)と赤ゾレ山

 伐採地を過ぎるとルートが定かではなくなる。次の二股になった沢の箇所では、前回は右の沢をよじ登ったが今回はその右の尾根を登ることにする。しかしやはり道は無く、仕方なく急斜面の直登を試みる。

馬駈辻から桧塚や国見岳方面 同所から迷岳方面

 上着は暑いのでとっくに脱いだ。伐採された木々をまたぎ、20分ほど急な登りをこなせばやがて自然林となる。斜めに続く歩きやすい道があちこちにあると思ったら、それはことごとく鹿が歩いた跡の獣道のようだった。

馬駈馬場付近の稜線 同所から水無山と国見山

 それでもドンピシャで赤ゾレ池に出る。池は凍ってはいたが足を乗せるとピリッと割れた。右折して台高ルートを馬駈辻に向けて進めば薊岳方面から吹き付ける風が頬を刺すように冷たい。左に折れて馬駈馬場から木梶山方面へと進む。雪が深いもののフラットな道となって快適だ。新しいものではないがトレースもあるようで、周囲の綺麗な樹氷や右に桧塚や水無山や国見山を見ながら進むと尾根の木に沢山のテープが巻かれている。ここでは北に折れて木梶山へと進む。

同じく桧塚 木梶山(中央)と高見山(左奥)

 雪は一層深くなり、林を抜けると目の前に木梶山が近づく。その後ろには高見山が見える。高見山に雪が見えないのは南斜面だからだろうか?それにしてもここからの展望はいい。大きく広がった三峰山はもちろん、山頂が黄色い学能堂に曽爾高原、鎧兜に大洞山に古光山、修験業に局と曽爾室生はもちろん、伊勢方面の山々までもが勢ぞろいだ。

まもなく山頂 木梶山頂手前から赤ゾレ山と伊勢辻山

 左に目を転ずると雲ガ瀬山やハンシ山がある。その奥には音羽三山と龍門岳が。伊勢辻山方面からの風は一層冷たくなってきたようだ。日当たりのいい場所なので、積雪の少ない草原風の道から再び樹林帯に入り、大きなヒメシャラの木を見ると目指す木梶山の山頂は近い。

山頂 ルート図

 冷たい風を避けて東側の林の中に入って昼食だ。レトルトの牛丼は暖かくて美味しかった。時計を見れば大又林道からここまで2時間半余りで来たことになる。寒くて明神平から国見山を経由して来たら何時間かかるか、地図を出して調べる気力もないが大幅な短縮だったのは間違いない。ピストンで下山は15時過ぎだ。帰途入った「やはた温泉」の温かい湯が心地よかった。
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