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北岳・間ノ岳
山行日 2016年8月10日(水)〜12日(金)
地域 南アルプス
標高 3193m・3189m
天候 晴れ
コースタイム (10日)広河原8:00-八本歯のコル13:20-北岳山荘15:00
(11日)北岳山荘5:00−7:20間ノ岳7:50-9:10北岳山荘
10:00−11:40北岳12:10-肩の小屋12:50-
白根御池小屋15:00
(12日)白根御池小屋5:00-7:00広河原

←間ノ岳から富士山を見る
 

先月天候不順で断念せざるを得なかった北岳・間ノ岳へ、今度はテント泊で行ってきました。
テント山行は何年ぶりかなので不安がありましたが、食事はすべて小屋で摂るようにし軽量化に勤めました。
でもやはり八本歯のコルへの登りではヘロヘロに。
どうやらこの日が人生最後のテント泊山行になったかも・・・・・・

広河原バスターミナル 広河原から見た北岳

仙流荘から北沢峠行のバスに乗り、乗り換えて広河原に到着したのは8時前でした。
天候は申し分なし。
問題はザックの重さだけです。
大樺沢の左岸右岸そして左岸と何度も橋を渡って進むと二俣の分岐が現れました。
まっすぐ左俣コースを進みます。

大樺沢を行く 二俣を過ぎて雪渓が

雪渓が現れ道は徐々に急になります。
それまで振り返ると私と同様のスピードで歩いていた登山者の多くは傾斜が増すと、振り向く度立ち止まって休憩ばかりするようになりました。
それだけきつい坂のようです。

カワラナデシコ 急なハシゴが始まる

丸太のハシゴが現れると疲労は最高潮に。
右手に見えるバットレスに人影を発見しそれを見ながら座り込んで休憩します。

バットレス 八本歯のコルからトラバース道

たどり着いた八本歯のコルでは一気に500mlの水分を摂取です。
トラバース道をたどって北岳山荘のテント場に到着したのは、標準コースタイムをはるかにオーバーして登山開始後7時間も経っていました。

北岳山荘から見た間ノ岳 山荘夕食

小屋の裏で独り山呑みをしていたら遠くから「○○さ〜ん」と私の名を呼ぶ声が。
昨夜広河原山荘を6人で経ってきた来たというМさんです。
明日は大門沢まで行き奈良田から帰宅するとのこと。
少し談笑して小屋とテントに分かれましたが、いい山を満喫されたでしょうか?

同朝食 朝日を浴びて出発

さて翌朝テントはそのままにして間ノ岳へと進みました。
天気は今日もいいようですが風が強いです。

マイテントと北岳 トウヤクリンドウ

振り返れば北岳が勇壮な姿で望め仙丈ケ岳はずっと右手にあります。
そして間ノ岳の奥に塩見岳が。
正に稜線歩きを満喫です。

間ノ岳への登りで振り返って北岳 バックは北岳その左に甲斐駒ケ岳

本当は農鳥岳まで行き、ピストンで戻ってきて再度北岳山荘のテントで連泊の予定ですが体力の問題は如何ともし難く、間ノ岳からピストンしました。

山頂から塩見岳 ウサギギク

テントを撤収し今度は北岳への登りが始まりました。
ここも激登りです。

農鳥岳 北岳への登りにて

前から私好みの上品な奥様が単独テント装備で現れました。
もちろん声をかけます。
「何時にどこを出られました?」
「はい。5時半に白根御池小屋です」
「そうですか?どうか気を付けて〜」
語尾に余韻を付ける私(笑)。

間ノ岳、左奥に農鳥岳 奥は仙丈ケ岳

北岳山荘のお弁当はチラシ寿司。
お腹ペコペコだったので本当に美味しかったです。

甲斐駒・仙丈を見ながら小屋弁当 山頂からバットレスと大樺沢

仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳、そして鳳凰三山の眺めを楽しみながら、大声でしゃべる沢山の中国人が休憩している肩の小屋に着きました。
休憩もそこそこに白根御池小屋に向かいます。

仙丈と甲斐駒を見ながら下る 肩の小屋が見えた

テント泊を申し込みますがすでに場所は満杯状態。
しかもテント泊には夕食朝食を出せないとのこと。
時刻はすでに3時を回りました。
それではと、ここから下るのにまだ2時間もかかりますが広河原山荘に電話をして同様にお願いするも、こちらもテント泊は可能でも食事は出せないとのこと。
そして考え出した作戦は3時半がオーダーストップという、この白根御池小屋の昼メニューのカレーを夕食としここでテン泊するということです。
時刻はオーダーストップぎりぎり。なんとかセーフでした。
1500円出して買ったウィスキーのポケット瓶は夜の友となって空腹で眠れないということはありませんでした。

白根御池小屋のカレー 翌朝同小屋から見た北岳

明けて3日目。
本日も快晴であります。
テントを畳んで朝5時に下山開始。
最初は誰とも出会いませんでしたがそれでも1時間余りすると広河原を立ってきた人とすれ違います。
団体さんも多くなってきて一際大勢の団体さんを(登り優先なので)待っていると、聞こえるか聞こえないかの声で私が悪魔のささやきをします。
「これから始まる急坂の地獄のような苦しみをまだ誰も知る由もなかった・・・・・・・・」と。
2〜3人がクスッと笑います。
続いて「頑張りま〜す」と返ってきました。

さて白根御池小屋から2時間かけて広河原に降りてきました。
バスターミナルで北沢峠へのバス出発時間を見ます。
「え〜と6時50分かぁ??」
「何ぃ、今7時?」
「次のバスは????」
「ウン9時 (@_@。」

そうです。
私が「地獄のような苦しみをまだ誰も知る由もなかった」と冗談を言っていた頃、この私は「始発バスに乗り遅れることをまだ知る由もなかった」のでありました。

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