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金剛山(太尾尾根ピストン)
地域 大阪奈良県境
標高 1125m
山行日 2005年1月30日
天候 曇り
コースタイム 青崩登山口9:55---太尾塞跡11:20---六道の辻11:35---
大日岳11:50---12:00山頂売店13:05---14:40青崩下山口
地図
朝7時に目覚めたが、行きたい山が思いつかない。それならば困ったときの金剛山とばかり、最近好きなルートになった太尾尾根経由で金剛山に登ることにした。この時期の金剛山は沢山の人が予想されるが、太尾尾根経由だと比較的静かな山が楽しめるだろうとの魂胆からだ。目的の山がここなら出発はそんなに急がなくてもいい。自宅を9時に出て車は水越トンネルを抜けすぐに左折し、石筆橋付近に駐車した。出発準備をしていると、20才台と思われる若者2人が「金剛山へはどこから登るのですか?」と私に聞く。「いくつもルートがあるのですが、普通は青崩ルートでトイレの後ろ・・・・」と答えると、一旦彼らはそちらへ向かったがまた戻ってきて、石筆橋を指差し、ここから登りたいと言う。そこで簡単にルートを説明して「私も後を追うので」と言ったが結局その後、二人の姿を見ることがなかった。
太尾塞跡 大日岳から大阪市街地を見る
さて、15分ほど急登をこなすと尾根に出て、次にピークを左に見て巻き道となる。手入れの行き届いた桧の樹林帯を進めばやがて、左に水越バス停から来る太尾東尾根ルートに出会う。これよりところどころ道には白い氷が見られるようになると、体は暑いものの頬に吹く風は冷たく、何度か鼻水をすすらねばならない。急な登りになるとついにアイゼン無しでは登れなくなった。アイゼン装着した後は、ザクザクという心地よい音を響かせてゆっくり急坂を登り終えると、やっと太尾塞跡の分岐に到着だ。ここを左に取ればカヤンボを経由して水越峠へと下りることもできるそうだが、私はまだ一度も歩いたことがない。熱い飲み物を飲んだ後は、もちろん右手山頂へ向かうルートを取る。

右手で潅木が途切れ、大阪の町が見えはじめると途端に風が冷たくなり、頬や耳は痛いほどだ。帽子についた耳当てを下ろして、手で頬を押さえる。まるで金剛山全体が氷で包まっているのではないかと思えるほど、ここから先の道は全部がアイスバーンになっていた。ザクザクというアイゼンの音はこれよりガリガリに代わる。またもや急坂が現れると、まるでアイスクライミングの感さえするといえば大袈裟か? 六道の辻では、以前に見た石ブテ尾根へのルートへの丸太での封鎖はなくなっていた。そのルートを右手に見送ると、空から粉雪が降ってきた。
葛城神社社務所裏から サ−ロインステーキの昼食
展望のいい大日岳山頂では野鳥の餌場があり、数羽がそれを啄ばんでいる。誰かが作った大きな雪のカマクラを見てから、大阪市街の景色を眺めて見るものの、六甲方面までは見えなかった。これより10分程で山頂売店に到着だ。想像通りたくさんの登山者でベンチはもちろん、地面に座って食事する場所を見つけるのも難しい。

なんとか場所を確保したものの、私の食事は画像のようにステーキ。周囲はラーメンをすする人が多い中、ニンニクとお肉の焼けるいい匂いをさせながらモクモクと白い煙を上げて食べるのは多少気が引けた。案の定、近くの方から「ええものを食べてますなぁ」のお言葉を頂戴したが、昨日の山での昼食はわずか1丁100円の湯豆腐だけだったことをここに申し添えておきます。

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