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小峠山

山行日 2006年1月15日
地域 大峰
標高 1099.7m
天候 快晴
コースタイム 水尻バス停9:00---小峠山頂11:00---11:10展望ポイント12:20
---小峠山頂12:30---13:55水尻バス停
 地図

 山間部ゆえ2時過ぎにはもう太陽は見えない。左右に狭い青空を雲がゆっくり流れてゆく。上北山温泉「薬師の湯」の露天風呂に浸かり、今日の山を振り返る。まるで春かと思えるような日差しの下、釈迦ケ岳を始め奥駈の山々は雪を戴いて光り輝いていた。思わず「良かったぁ」の言葉が口をついて出た。

白川トンネル手前にある登山口 のどかな登山道

 コースタイム的には余裕なので7時半に家を出た。登山口にあたる水尻バス停は白川トンネルの手前にあったが、あいにく駐車場所は工事中で使えない。そこで仕方なくトンネルの入り口の路肩に駐車させてもらう。コンクリートの階段を上がり、トンネルの上を越え、墓地の横を過ぎるとアキレス腱が痛いほどの尾根の急登となった。

 360mからスタートした腕の高度計はイッキに増えてゆく。辛い登りだが数字が増えるのが励みになる。30分登って、高度600mを超えると一旦フラットになった。9:40 675mピークに到着。北側、岩屋谷を隔てて十郎山その他のピークは随分雪が深いのか白く見える。反対の左下の木々の間にはグリーン色の池原貯水池が光って見える。喧騒は湖面横の国道を走る車のようだ。

中央の尾根を登ってきた 山頂はあの奥

 926mピークは10:25に通過。先ほどの湖面には、石を放れば当たるのではないかと思えるほど真下に、ブラックバス釣りの赤いボートが浮かんでいた。やがて左手に鹿避けネットが現れる。向こう側は伐採したあとに植林した場所だが、そのせいで日差しは暖かく、まるで春山を思わせるような雰囲気だ。しかしこの先北側には徐々に残雪が見られるようになる。

 またも急登が始まるものの、右に大きな岩が見えると山頂も近い。そして登山開始後2時間かけて、11時ちょうどに小峠山頂に到着だ。周囲はマキ・アセビ・シャクナゲの木々があって展望はイマイチ。そこで少し進んで次の小ピークまで歩くことにする。

展望イマイチの山頂 大日岳・釈迦ケ岳・孔雀岳を見る

 10分足らずで格好の展望があるピークに到着。ここは日差しも暖かく奥駈の山々が手に取るような近さに見える。肉眼では釈迦ケ岳の観音像は見えないものの、前鬼の小仲坊は見下ろすことが出来た。五百羅漢の後ろで雪を戴いた大日岳・釈迦ケ岳・孔雀岳・仏生ケ岳のスカイラインは素晴らしいとしか言いようが無い。

大日岳・釈迦ケ岳の勇姿 ルート図(サムネイル)

 豪華な昼食を取りながらゆっくりしたいが、あいにく弁当は自家製巻き寿司一本とインスタントの豚汁だけ。それどころかビールすらない。あっという間に平らげたものの、その展望のよさに時の経つのを忘れ、折りたたみ椅子に座ってなんと1時間以上も滞在したのだった。

 


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