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 生まれたてのショウジョウバカマ
宮指路岳
〜仙ケ岳
山行日 2010年4月4日
地域 鈴鹿
標高 宮指路岳946m
仙ケ岳961m
天候 曇り
コースタイム 小岐須キャンプ場P8:15
宮指路岳9:55〜10:05
小社峠11:05
仙ケ岳11:30〜11:35
小社峠11:50
(0:30間休憩)
小岐須キャンプ場P13:45

 5時半に目覚めた。「よ〜し鈴鹿でも行くか」と思った私は、東へ車を走らせるものの果たしてどこへ行く?山からの帰途の運転でいつも眠たくなる私は、どうしても鈴鹿南部の近場で済まそうとするのは仕方ない。それではと前回に行ってからすでに5年経つ宮指路岳に決めた。今回は犬返しの険を経て仙ケ岳まで縦走することにしよう。


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鈴鹿 東海展望にて

 車は小岐須渓谷を進み林道終点に駐車する。同時に数台隣の車から降り立った4人は、私とは反対に仙ケ岳〜宮指路岳と縦走する様子だ。「途中でお会いしましょう」の言葉を交わし出発した。

東海展望から伊勢湾 同所からこれから進む尾根を見る

 ヤケギ谷コースは沢伝いのコースだ。心地よい沢を右岸左岸と進めばやがて尾根道になり、それまで汗びっしょりだった体が、伊勢湾からの冷たい風でひんやりとなる。鎌ケ岳は見えるものの、ちょうど御在所岳の標高辺りは雲の通り道のようで、みることが出来ない。前日の天気予報では晴れだったのに外れたのか、イマイチの展望だ。伊勢湾も霞んではっきり分からない。でも四日市コンビナートや木曽三川まで見られるだけでヨシとしなければ。

同じく仙ケ岳を見る 宮指路岳山頂

 奇岩巨岩の東海展望や三体仏岩を経て9時55分宮指路岳山頂に到着。北にもある奇岩の奥で雨乞岳や綿向山が見える。ここまでは5年前に一度来たが、今日は始めて犬返の険を経て仙ケ岳まで行くことにする。僅か5分の休憩の後、急坂を南下する。前回は雪があったので遠目でも怖いなと感じた犬返の険も、今日はそうでもない。花崗岩でザレたヤセ尾根を注意しながら進むと、やがて仙ケ岳が近づく。アップダウンのあるイワカガミの葉がたくさんある道をこなし、もうすぐ小社峠という所でやっと朝の4人組と出会った。

宮指路岳山頂から綿向山(左)と雨乞岳 ナイフリッジの犬返しの険

 仙ケ岳山頂はおにぎりを食べる、挨拶も小声でぶっきらぼうな単独者一人だけだ。訳ありでもないだろうが頭上を流れる黒い雲とあいまって、ちょっと気持ち悪い山頂だった。当初、仙ケ峰東峰も行く予定だったが先ほどの4人組の「仙ケ峰東峰は展望がなかった」との情報に東峰は諦め、下山することにする。小社峠まで引き返す途中で小さなバイカオウレンの花を発見。あまり小さいので往路の際見逃していたようだ。

気持ちい尾根歩き 双耳峰の仙ケ岳が近づく

 峠で右折して仙ケ谷を経由して小岐須渓谷に戻る。植林の林でつまらないなぁと思ったのは最初だけで、やがて沢沿いの明るい道となった。尾根は寒かったので食事休憩する気にならず、随分下ってから沢の横の大きな石の上に座り30分の大休止を取った。

振り返って宮指路山を見る 小社峠

 何気なく目を転じるとなんと今日生まれたばかりだと思われる、小さな小さなショウジョウバカマを発見。その後何本かを見つけたものの皆小さいものばかりだった。

仙ケ岳手前から見た伊勢湾 仙ケ岳山頂

 やがて林道に出る。広い道を随分長く歩いたように感じたが、やがて朝車を置いた場所に到着だ。時刻はまだ2時前。ゆっくり大和まで帰ってくると、針インターから南はなんと吉野山の花見帰りの車で大渋滞だった。

   
    ルート図(クリックで大きくなります)








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