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庵の谷林道から迷岳


標高 1309.1m
地域 北部台高
山行日 2004年10月24日
天候 曇りのち雨
メンバー 9名
コースタイム 庵の谷林道の途中6:50---白倉山登山口(林道終点)8:10---
8:55大熊谷の頭(P:1190m)---10:15迷岳10:50---大熊谷の頭12:00
---白倉山登山口(林道終点)12:45---13:40庵の谷林道の途中
地図はこちら

(庵の谷林道は荒れている)
翌日集合の一人を除いて総勢14人というネット仲間が、久しぶりに某所のキャンプ場に集まり、それぞれが持ち寄ったお酒や肴で焚き火を囲んで宴会が始まった。楽しい時間はあっという間に過ぎたが、それでも9時までにはそれぞれが自分のテントで就寝していた。

(1011.3mのピークから見た桧塚)
翌日は江股の頭から白倉山を歩くAコースと庵の谷林道から迷岳へピストンするBコースに分かれて車で登山口へ向かう。Aコースを選択したのは6名。Bコースを選んだのは私を含めた9名である。以下スメールの温泉からではなく、西の方向から迷岳に登った報告です。

ダム湖である奥香肌湖は台風の影響で赤茶色の水を湛えていた。しかしそこに流れ込む水はもう綺麗なブルーになってる。今回の迷岳登山口である庵の谷はその奥香肌湖の南西にある小さな谷だが立派な林道がついている。但し今年は台風による大雨であちこちで土砂崩れがあり、到底終点まで行けない。そこで右に大きくカーブをする個所にある広場に車を置いてここから歩くことにした。これより林道終点までは約1時間の歩行となるが、いやな舗装道ではないし今日は楽しい仲間がいるのでそれも苦にならない。

1時間のつもりが1時間20分かかってやっと白倉山登山口と表示のある林道終点に到着した。これより鹿避けネットのすぐ横を歩く道となった。すこし登って1011.3mのピークがある。ここからは谷を隔てて桧塚や桧塚奥峰が見える。その左手に目を移して行くと一番左に見えるピークは池木屋山のようである。そう言えば朝来た道を庵の谷に入らずそのまま西へ向かえば池木屋山の登山口である宮の谷なのだ。

右に自然林、左はヒノキの植林の道を進むと台高の峰々が長く連なって見える。そちらの方向から吹く風は冷たくて気持ちよく、あまり汗もかかない。1190mのピークである大熊谷の頭は右へ行けば白倉山から古ガ丸山や池木屋山への道だが、我々はここで左へとルートを取った。

一旦鞍部へ下り、その後また登り返す。秋の自然の森が美しくそのつらさは全然ない。明瞭な道というものはないが、比較的テープもしっかりとあるようだ。しかしガスの出たときは尾根平坦であり幾筋にも派生しているので注意が必要かもしれない。

右手に見える山は白倉山だろうかそれとも古ガ丸山だろうか、その方からガスがこちらに向かってくるのが見える。ますます周囲の風景はすばらしいものになり、カサカサと丸まった小さい枯葉を踏んで歩けば右手に舟形地形を見る。左手に長く連なる山が見えると思っていたらそれは三峰山で、その奥には大洞山も見えた

9時45分行く手に迷岳のピークが見えたが、やはり山頂は少しガスがかかっている。徐々にガスの中を歩くようになると、前方に数人の人の姿が見えたと思ったらそこは山頂だった。あいにく展望はないので記念撮影だけして風を避け昼飯をとる。メンバーの今日のお弁当は柿の葉すしが多い。ちょうど3種類のメーカーの柿の葉すしが集まったので交換してそれぞれの味を比べてみた。友人は如実にわかる、その大きさや味の違いに驚いたようだ。

山頂にいた数人の団体さんはスメールから飯盛山のルートで登ってきたものの、あまりに急だったせいだろう、このルートを下山するのは嫌のようだ。そこで唐谷川ルートをおりようとしたもののこのルートは通行禁止だとかで、山頂に反対の方向から現れた私たちに布引の滝ルートの情報を聞いてきた。「知らない、庵の谷林道から登ってきた」と答えたが果たして理解されているかどうか・・・・。

下山は忠実に来た道を戻る。しかし分岐のある広い尾根では、しばらくテープを探してから進まねばならないところもあった。大熊谷の頭では、おそらくまだここを通過していないAコースの6人がいると思われる白倉山の方向に向けて「お〜〜〜い」と呼びかけるが返答はなかった。しかし長い林道歩きを終えやっと登山終了と、車のところまで戻ってきたと思ったら後方に6人の声がした。なんとルートは違っても下山時刻はまったく同じという、ネット仲間の結びつきの深さを感じた山行だった。

(行く手に迷岳が見えた)

ご一緒したDOPPOさんの報告
ご一緒したHAMAちゃんの報告

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