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弥山川河原小屋から
ナベの耳へ直登
山行日 2006年7月29日
地域 大峰
標高
天候 晴れ
コースタイム 7:15白川八丁入り口---8:30一の滝---9:40双門の滝テラス9:50
---10:15ザンギ平への分岐---11:10河原小屋11:50---
12:35ナベの耳---13:30熊渡への分岐---14:40白川八丁入り口

 サムネイルルート図 地図
友人からメールが来た。「近々、河原小屋で泊まり翌日は弥山へ登るが、もし夜に大雨でも降って弥山川が増水したらエスケープできるか?」と。

山仲間である郭公さんの報告DOPPOさんの報告を教えたものの、一度自分でも行ってみようと思い、朝6時に家を出た。

嬉しいことに、白川八丁入り口まではマイカーで行けた。
ガマの滝を過ぎると、錆びていてベリッと落ちそうな梯子がある。

今にも落ちそうな橋は左の斜面を巻き、そして落ちてしまった橋は急斜面をよじ登って大きく巻く。
前方に葛城市から来て今夜は狼平で泊まるという単独の男性がいる。

これから先は危険で気が抜けない。綺麗なイワタバコの花を見つけるものの、鑑賞する余裕がない。

ロープをつかんで体を引き上げ、足を目一杯上げて大岩の上によじ登る。
一の滝は2段になった滝だが、下段の方しか写せなかった。

滝の横にはまだツツジが咲いていて驚きだ。

滝の正面の岩の上から吊橋に降りる時、雨などで濡れていると滑って危ない。よく探せば針金があるので、それを掴んで降りることだ。
ガレ場の急登をこなすと、いよいよ垂直の梯子登りが始まる。

踏み込みの金棒が等間隔になっていないので、時々ずっこける。
胎内くぐりのような大きな岩の下を潜らねばならないのに、左の岩に登ってしまう。その先は絶壁になって足元は奈落の底だった。クワバラ、クワバラ。

真新しい梯子を何度か登ると後ろに、辿ってきた弥山谷が見え、その後方にトサカ尾山や観音平・観音峰が見える。
高度感を撮ろうと真下を見て後続の登山者を狙ったが、丁度右の枝に隠れてしまった。
小ピークに立つと右から滝音が聞こえてくる。登りではなく、はじめて下り梯子を通ると双門の滝が見える双門テラスに到着。

すでに私はヘロヘロ。しかしここでへたばっても私にはあの道を引き返す勇気はない。

体力回復のため、水分を補給し甘いものを食べながら15分の休憩だ。
修覆山から弥山へと続くザンギ平への分岐で、大日山と稲村ケ岳を見る。
後ろには頂仙岳が間近に見えた。

その頂仙岳の右の鞍部まで登るつもりだが、果たして到着できるか?
手前の弥山谷西尾根の先にはトサカ尾山が。

カンスケ尾・ミオス尾の後ろに観音平・観音岳がありその後ろには扇形山。画像では薄くて見えないが金剛・葛城・二上も見えた。
まだまだ梯子は続く。

沢音は右下からしてくるものの、アップダウンを何度も繰り返すだけで一向に沢は近づかない。
やっと沢に下りたが水に入らないと進めないようだ。

右岸をよじ登ると、林の中に道があった。

2度目に降り立った沢を進めば、すぐに河原小屋はあった。

中は少々黴臭かった。
小屋の前でおなじみ柿の葉すしの昼食だ。

1/25000の地図で現在地を確認し、頂仙岳方面に登るルートを探る。

そしてこんなきれいな水に入らない手はない。

フリ○ンになって入り汗を流す。冷たいが気持ちいいい。汗疹も一発で解消だ。
河原小屋から下流へ200m程下ると左岸にケルンを見つけた。

そこから西に向けて登るもののテープは全くない。少し北の方向へ進みたいが、クラが2〜3箇所あったので直登することにした。

道は無くても、画像のように比較的歩きやすい。
昭文社の地図では「ナベの耳」と表示してある付近の、1598mピークと頂仙岳ピークの間の鞍部やや南に出る。

200数十mの高度を稼いだことになる。

画像はもうすぐ稜線に出る箇所。

少し右に進めば、栃尾辻と狼平を結ぶ弥山登山道に出た。

ナメリ谷付近で栃尾辻方面から来た単独の女性と出会った後、右に折れて白川八丁へと下る。
 

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