乗鞍岳
←畳平駐車場近くのお花畑にて |
金曜夜も大汗をかきながら自宅で一人・・・・・・・ 「果たして明日も明後日も続くこんな猛暑に耐えられるか?」と自問自答していると、ふと思いついたのが「脱出」という二文字。お気楽に登れる山といえばココしかありません。 金曜日の22時過ぎに自宅を出発し5時間かけて、岐阜県は飛騨高山経由で「ほうのき平」駐車場へ。到着した途端、なんと始発のバスが出てゆくではありませんか?仕方なく次のバスまで2時間も待つはめに。6時前に出発したバスは40〜50分で涼風どころか、寒さを感じる乗鞍の畳平に到着です。 あいにく画像はないのですがバスでは一番前に座れたせいか、途中で路肩に小さな子クマに出会いました。しかし驚くなかれ下山途中に上のクマと遭遇。そして帰りのバスでも見たのでこの日は計3度もクマに遭遇しました。
半そでシャツの上にフリースを来て出発。途中で風が強くなってさらに寒さを覚え雨具を着ます。池の美しい青さに驚き家族にLINEで画像をメールします。「メッチャ綺麗、涼しいか?」の応答に「寒ぶいワ」と返事します。剣ヶ峰の山頂が見えてきました。
毎年大抵8月にしかアルプスに来ない私は、綿毛でないチングルマは久ぶりに見ます。そして色鮮やかなヨツバシオガマも一面に咲いています。新鮮なウサギギクもうれしい限り。やっぱりアルプスは梅雨明け早々に来ないとだめですねぇ。
山頂を間近にしてコーヒータイムです。時間的には余裕なのでゆっくりそしてまったりします。下界からは山友から「今日も暑くてたまらんワ」のメールが。又も「寒ぶいわ〜〜〜〜」と嫌味な返事のメールを送ります。下界ではこんな水を見たら飛び込みたくなるのでしょうけど、ここでは風が強くて先ほど脱いだ雨具をまたフリースの上に着ます。
そして白山を見ます。あの山頂に立っていても良かったなと思いましたが、白山はもう数えきれないほど登っていますが、ここ乗鞍岳は今日が3度目。しかも前回登ってからずいぶん経ちます。さてそろそ山頂が近づきました。
肩の小屋は新築工事が間もなく始めるようで大量の材木が準備されており、沢山の作業員の方がいました。山頂を間近にすると右からの風が強くなりました。
その山頂からは御嶽山がこんな近くに見えます。まもなく昨年の事件の捜索が再開されると聞きましたが、ここからは噴煙は確認できませんでした。
振り返れば笠ヶ岳に焼岳に穂高連峰が見えます。もう少し下を見ればこんな感じです。まさに360度の大展望です。バスの到着が多くなってきたからか、登山者の数が増えてきました。山頂を譲るべく下山に取り掛かります。
ミヤマダイコンソウの奥では雪渓を滑るスキーヤーも。そしてコマクサの数に驚く私です。絶滅が危惧されているようですが、最近はあちこちの山々で多く見られるようになりました。
バス発着場に近いお花畑を見下ろせる場所に来ると上から大勢の人がカメラを構えています。なんとクマがいるようです。私もカメラで一枚。そして沢山のイワツメグサに混じってイワギキョウを見ます。岩場によく似合う花です。岩と雪と池をバックに高山植物。なかなか良かったです。でもまだ時刻は10時半。さてこれからどうする? |
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