伯母谷覗 |
標高 | 伯母谷覗 約1500m ・ 阿弥陀ケ森 1680m |
地域 | 大峰 |
山行日 | 2005年6月12日 |
天候 | 晴れ |
コースタイム | 上谷登山口9:15---柏木分岐9:45---12:20伯母谷覗13:00 ---結界門13:25---13:30阿弥陀ケ森13:40--- 伯母谷覗14:00---16:10上谷下山口 |
山岳会仲間会員総勢11人が近鉄吉野線下市口駅に集合し、車3台で川上村へ走った。上谷集落手前にある神社の前に駐車させていただき、早速登山開始だ。最初の30分は急な登りだとは伝えてあったが、分かっていてもしんどいのか、荒い息使いが最後尾を歩く私の耳にも聞こえてくる。おむコロさんとチョモランマさんは持ち前の体力とダブルストックでガリガリと急登をこなす。それでもさすが20分もすると、あまりの辛さに全員が無口になってしまう。
最近になって大峰参りは短時間でできるからと、天川村の洞川から行く人がほとんどだが、以前はここが参拝道だったと聞く。その証拠に山上さんまで何丁と刻まれた石碑が登山道には規則正しく路端に置かれてあったし、この天竺平もその広くてフラットな地形から昔、茶屋があったのかもしれない。 右手登山道が崩れた箇所では展望が開け、間近に勝負塚山が見える。なんとか姿勢を変えて右に目を転じると、薊岳や白鬚岳そして明神方面から大台ケ原への稜線も見て取れる。ここに来て空はすっかり青空に変った。足元に咲くギンリョウソウを見るのが始めてだというヤマネコさんは珍しいのか携帯でしきりにその姿を撮っていた。
メンバーから驚きと歓声の声が上がる。それもそのはず、ほとんどのメンバーはここに来るが初めてだそうで、2度目というおむコロさんやナカノオオエさんさえ前回来たときはこんないい天気ではなく、あまり展望が利かなかったらしい。pororiさんとロザリアさんは切れ落ちた岩の先端に立ち、目の前に広がるダイナミックな大普賢岳に向けてデジカメを構える。おむコロさんは岩の上にうつ伏せに寝てその谷底を覗き込んでいる。形のいい和佐又山の左にはヒュッテも見えている。皆で声を合わせてそちらの方に向けて「ヤッホー」と叫ぶと、こだまが返ってきた。
ここで右後ろに進み阿弥陀ケ森のピークを踏むことにする。その山頂では展望はまったく無いが山名板だけはあった。記念撮影だけして一面に咲くシロヤシオに堪能した後は、伯母谷覗へもどる。口の悪い仲間からは「残してきたせーちゃん、何か心に思いつめることがあったらどうする?」「膝が痛いのは口実で、本当はあそこで一人になりたかったのでは?」「戻った伯母谷覗で登山靴がきっちりと揃えてあり、本人が居なかったらどうする?」の声が上がる。
「早まるな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」 大きなこだまが地獄谷・わさび谷に響き渡った。 一緒に行ったpororiさんの報告 |
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