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霊 仙 山(鈴鹿)
山行日 2006年3月25日
地域 鈴鹿
標高 1094m
天候 快晴
コースタイム 今畑9:30---近江展望台11:00---12:10霊仙山頂13:05
---汗ふき峠14:30---15:10落合

地図

 福寿草とミスミソウを見たくなり霊仙山へ向かう。今畑集落の登山口はすでに車で一杯の状態。それでも空いてるスペースを見つけ何とか駐車させると、我々の前になんともう一台が駐車した。これで後から来た車は落合集落まで行って停めなければならないだろう。

あの尾根を行くのだ ついに見つけた

 大勢の団体さんの後を行けば石垣に数輪の福寿草が咲く今畑の廃村だ。人気のない廃村からカラフルな服装を着た団体の笑い声が聞こえてくるのは不思議な気がする。倒木は迂回して進み、しばらく行くと若い団体さんがいっせいに登山道左手の土手に向けてカメラを構えている。早くもミスミソウの可愛い姿を見つけたようだ。

アップ まだ花の数はそんなに多くない

 残雪のある北向き斜面を進んだ後は左折しなければならないのに、前を行く人の後に付いて行ったら、数十メートルも行過ぎた。あわてて前の人に声をかけてバックする。これから始まる急登を前に、石の上に腰掛けてケーキを食べながら休憩する。見上げれば快晴の空、山頂からの展望が楽しみだ。

南西尾根で 少し雪を置いてみた

 しばらく急な登りが続くが、後ろに広がる御池岳や綿向山・雨乞岳、そして伊勢湾の景色を見てのそれは全く苦にならない。おまけに登りきった近江展望台からは、比良の山々や野坂山塊、そして横山岳や金糞岳は真っ白な雪を戴き、素晴らしい展望だ。

 これから先石灰岩がゴツゴツしていたり雪がクラストしていて歩きにくい。雪の上を歩いていたのでは福寿草を見つけることができないので、尾根を逸れ雪のない右手方向に進路を変えると、ありました。まるで黄色の半透明のセロファンで、たった今作ったばかりというような瑞々しい福寿草が!

ミスミソウ 雪渓から笹の中の道へ

 花ばかりに目を取られていて分からなかったが、前方から見覚えのある人がこちらに向かって来るではないか?なんと山仲間のSさんだ。天気がいいので展望と花を目当てに我々とは逆ルートで来たとのこと。10分あまりも話しをして記念写真を撮った後分かれた。

 霊仙山最高峰は目の前。その前に笹の藪こぎをしなければならない。藪のせいで両靴の紐が解けたまま着いた霊仙山最高峰からは、目の前に真っ白の伊吹山はもちろん、白山までもが見える。じっと目を凝らすと御岳にアルプスまで見えるようだ。春霞のかかるこの時期にこんなにいい展望に出会えた幸運に感謝する。

山頂から伊吹山 この可憐さはどうだ?

 和歌山まで帰らねばならないAちゃんと、6時から奈良市内のホテルで宴席があるというNさんのため、経塚山は通らずにショートカットして雪渓の上を降りれば、雪で真っ白のお虎が池だ。急な山道を下り、まもなく汗フキ峠というところで、左右にミスミソウの群生を発見。小さいながらも純白の花びらが例えようもなく可愛い。Aちゃんはバシバシ、シャッターを押しているようだった。

 水量が多いので大きな沢音を聞きながら進む。道から逸れてセツブン草ガ咲くという場所に行ったが、あいにくまだ深い雪が積もっていて見ることはできなかった。
 
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