山行日 | 2006年12月10日 |
地域 | 鈴鹿 |
標高 | 1099.6m |
天候 | 晴れ |
コースタイム | 宇賀渓駐車場9:25---裏道登山道分岐9:50---12:10竜ケ岳12:20 ---12:45重ね岩12:55---(30分程度昼食)---石榑峠13:45--- 小峠14:00---長尾滝14:20---裏道登山道分岐14:30--- 15:10魚止滝15:20---裏道登山道分岐15:25---15:45宇賀渓駐車場 |
車3台に分乗した10名は奈良を7時に出発して、9時過ぎに宇賀渓キャンプ場入り口にある駐車場に車を停めた。シーズンオフの宇賀渓は売店も開いていなくて寂しい感じがする。そんな中を歩くのは我々と、岐阜から来たというご夫婦だけだ。
25分歩いて東屋のある分岐だ。ここは右にとってホタカ谷(裏道登山道)を登る。いまにも滑りそうで危ない橋は注意をしながら進み、何度か炭焼き跡を見ればホタカ谷の沢の横を歩くことになる。まるで池木屋山の高滝を巻くような危険な斜面もあるが慎重に進めば大丈夫。沢の水も少なくなって樹林帯から笹道になると背後にキラキラ輝く伊勢湾が見えた。それまでの疲れも吹っ飛ぶ。
右から来た遠足尾根と合流する地点まで来ると、北西からの風が強くて冷たいこと。思わず帽子を目深に被り、フリースの襟を立てる。あいにく藤原岳や御池岳の山頂はガスに包まれているようだ。左には樹木のない形のいい竜ケ岳が広がり、山頂へ続く一本の道が見える。目を凝らせば数人の登山者の姿も見える。
駐車場から2時間45分で山頂に到着だ。寒風吹く山頂は伊勢湾や名古屋方面は綺麗に見えるものの、目の前にある釈迦ケ岳や御在所岳が見えない。さっきまで山頂が隠れていた藤原岳もしっかり見えてきたと思ったらなんと琵琶湖も望めるではないか?しかしながら風の冷たさに耐えかね、集合写真を撮るとすぐに石榑峠へと向かった。 途中にある奇岩の一つ、重ね岩の上に立つ。仲間に「立てるよ、おいで〜」と言えば、メンバーが次々と登ってくるものだから、今度は私が下りれない。仕方なく目の前にある岩に飛び移って下りた。ここでも風が強いのでもう少し下った花崗岩のザレ場を選んで食事を取る。味気ないインスタントラーメンだが、温かいのが嬉しかった。
メンバーの何人かがその字を読めなかった石榑(ぐれ)峠に下り、少し車道を歩いたら小峠からまた山道に入る。白い岩の上を流れるせいで一層澄んで見える水の上を飛び、ロープをもってその中をジャブジャブ歩く。鉄の階段を下りたところが長尾滝でここで小休止。ヨコ谷にある中道の分岐からは沢ルートで進む。ロープを持って2度ばかり沢を渡り、豪快な魚止滝を見てからは朝通ったホタカ谷分岐の出て駐車場に戻る。 朝は気づかなかったが、閉店している食堂のガラス戸の中に、その戸に接して置いてある冷蔵ガラスケースの中にはたくさんの缶ビールがあった。その缶ビールの「買ってけろ」という悪魔のささやきが私に聞こえる。思わず首を振ってそのささやきを打ち消し、奈良へと車を走らせた。 (デジカメのメディア故障で画像はリギさんとバヤリースさんから頂きました。ありがとうございました。) |
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