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三十三間山
山行日 2007年5月20日
地域 野坂山地
標高 842m
天候 曇り
コースタイム 倉見登山口9:50---最後の水場10:20---風神11:30
---11:55三十三間山12:15---13:50倉見登山口

 小浜から敦賀へ向かう国道27号線にある、大きな三十三間山登山口の看板を見つけ倉見という集落の大きな駐車場に車を停めた。しかし朝から雨は降りやまず、車の中でぐずぐずしていると、後着の車から降り立った登山者が雨具を着けて続々と登って行く。予報では午後からは雨も上がるようなので、なるべく遅い時間に登るつもりでいたが、そうすると今度は下山時刻や帰宅時刻が遅くなる。意を決して出発した時刻は、もうすぐ10時になろうとしていた。

倉見登山口 タニウツギ

 駐車場からはタニウツギやユキノシタを見ながら、広い杉林の中の道を進む。左の沢は雨のせいで水量も多く大きな音を立てている。最後の水場の表示を見てからはジグザクの急坂となり、やがて尾根に出ると左下には国道27号と広がった水田の先に三方五湖が見え出す。雨雲で分かりにくいが若狭湾もかすかに見えているようだ。

エビネ 三方五湖方面を見る

 路傍に咲くエビネを見て、どれがそうか分からない夫婦松を過ぎると一層緑が濃くなった。随分進んできたように思ったが、右手に中間地点の表示があり少々がっかりするものの、緑濃い青葉に癒される。しかしここからは徐々にガスが現れだす。

夫婦杉 風神

 病気平癒祈願の文字が彫られた風神の石塔を拝んでいると霧雨が降り出し、風も冷たくなってきて雨具を着る。ここからはすぐに樹林帯から草原の尾根に飛び出した。天気がよければ山頂まで続く草原風の長い尾根なのだが今日は下のようなあいにくの展望だ。

草原に出た 山頂

 なだらかなピークを越え芝の鞍部まで来ると、前方から沢山の登山者が雨具を着たまま下りてきた。展望が叶わなかったせいか、心なしか一様に笑顔がないように思えたのは気のせいか?私は最後の坂を登り終えて無人の山頂に立つ。天気が良ければ見えるであろう日本海・若狭湾・小浜湾・三方五湖・敦賀半島を想像しながら再訪を誓った。

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