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白猪山

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山行日 2005年11月12日
地域 伊勢
標高 820m
天候 曇り
コースタイム 都集落登山口10:15---最後の民家10:25---矢下道合流点11:00---
夏明道合流点11:20---11:40白猪山山頂12:20---13:30都集落登山口

 伊勢湾を進む船から目印となった山は局ガ岳と堀坂山、そしてこの白猪山だと聞いた。近畿百名山の一つでもあるこの山は簡単に登れてすこぶる展望のいい山だった。

展望のいい二ノ峰で伊勢湾を見る 素晴らしい道

 大和上市駅を8時過ぎに出発する。高見峠を越えて松阪市に入り、白猪山登山口の表示を探しながら走っていると、まず夏明からの登山口の表示があった。しかし今日は都集落からの道を取るつもりだったのでそのまま東進する。大石幼稚園前というバス停で左折するつもりが、案の定見落として行きすぎてしまった。

もうすぐ山頂 東の方をバックに

 家の前はおろか畑にまで人っ子一人見当たらず、まるで時が止まったかのような都集落に入ると、道は狭くなって車を駐車させる場所がない。登山口に最も近い最後の民家の近くになんとか1台駐車させる場所を見つけ、早速登り始めるとまだその先に民家が1軒あって、これがガイドブックにある最後の民家だったようだ。ここも人の気配がなかった。しかし鎖につながれた犬3匹がいて廃屋でないのが分かる。

山頂から堀坂山を 同じく矢頭山

 大城コースからの道と合流して右に進むと、辺りはクヌギの林となってのどかな裏山歩きの気配がする。昔は炭も造っていたのであろう炭焼き釜の後も見られた。矢下からの道と合流すると今度は植林の中の尾根歩きとなる。

山頂の横には展望台がある カワラナデシコ

 次に夏明からの道と合流。ここは左手に石尊大権現の社があり、右手には展望のよさそうな小高い丘がある。さっそくその上に立ってみると、遠く伊勢湾が望め伊良湖半島まで見えるではないか。あまりの展望のよさに驚く。

 ツリガネニンジンやリンドウが咲く広々とした登山道を進むと、左に大きなモミの木の横を通るようになり、黄葉の中のどかな気配がしてくると山頂も近い。

ススキの先に伊勢湾と伊良湖岬 茶倉道の駅から白猪山を見る

 辺りにカワラナデシコが咲く木製の展望台を左に見て、その先を右に折れるとやっと山頂だ。あいにく風が強くて寒いが、北側の展望は楽しめる。堀坂山や矢頭山、そして松阪市や津の市街は近くに見えるものの、残念ながら鈴鹿の山々は雲が邪魔をして望めなかった。

 風を避けて昼食を取っていたら突然、思いもよらぬ方向から単独登山者が現れた。地図で確認すると、どうやら阪内からの登山道を登ってきた人のようだった。ゆっくり休んでから同じ道を辿って下山した。来るとき静かだった犬3匹だったが、下山時吠えられる。

 車に乗り込んで都集落を再び通ったが相変わらず誰一人、人の姿はなくただ猫1匹だけがのんびりと車の前を通り過ぎていった。
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