山行日 | 2007年12月15日 |
地域 | 鈴鹿 |
標高 | 676m |
天候 | 曇り |
コースタイム | 下之垣内東登山口10:50---尾根分岐11:30 ---12:05山頂12:40---西登山口への分岐12:07 ---13:30下之垣内西登山口 |
名阪国道を走っていて、その山容からいつも気になっていた山だが、ついに登る日がやってきた。安濃ダムの堰堤を右に見て車は錫杖湖の横を走るようになると、前方にその錫杖ケ岳が近づく。ふれあい公園を過ぎたところの路肩で車数台が駐車してあり、どうやらここが登山口のようだ。なんとか1台分のスペースがあったので登山準備をして出発だ。
車道を10分程度歩いて左の山道に入る。 強風のせいで時々杉の葉が頭の上に落ちてくる中、沢を渡ってから尾根を登れば、今度はミシミシと不気味な木の軋む音がする。登山道は徐々に急になり、杉林が自然林になると尾根に出た。
左へ進み、トラロープがある滑りそうな急坂を登ると小ピークだ。前方に錫杖ケ岳の姿が近づく。右から聞こえる喧騒は名阪国道を走る車の音だ。トラックか乗用車かまで識別できるほど近いのに驚く。笹の中の道を行けば西登山口の分岐があり、ここにはベンチがある。休んでいると前の急坂を老夫婦が膝を庇いながらゆっくりと下りてきた。
前方のピークがどうやら山頂に思えるが、道はその右を巻くように付いている。大勢の声が聞こえてきたと思ったら東屋があって10人程の団体さんが食事中のようだ。風が強くて寒いので、東屋の西側に風除けのブルーシートを掛けて準備万端の様子だ。この東屋からはあっという間に山頂に到着だ。
6〜7人が風を避けて岩陰で食事中の山頂は360度の展望だ。鈴鹿の山々は雪を被って白く見える。日が射す亀山市街や伊勢湾は温かそうだが、ここは残念ながら陽光は望めない。今年4月の地震でこの山頂にあった大岩が落ちてしまったと聞いたが、以前の状態を知らない私には想像もつかない。展望に大満足し、温かいうどんをすすってから下山することにした。
先ほどの西登山口の分岐で右折し、沢を左に見て階段状の道を下る。右にトイレとお寺を見れば下之垣内集落に到着だ。帰途、錫杖湖の畔に車を停め錫杖ケ岳を眺める。短時間で登れて素晴らしい展望が得られる山。私のお気に入りの山の一つに加えることにしよう。 |
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