↑クリックするとホームへ


高 塚 山(大峰)
山行日 2006年3月18日
地域 大峰
標高 1363.5m
天候 曇りのち雨
コースタイム 上北山村西原泉谷林道終点9:50---1194mピーク11:20---
12:05高塚山山頂13:05---1194mピーク13:45---
15:05上北山村西原泉谷林道終点

ルート図 地図

 予報では午後から雨模様とのこと。早朝発で昼までに下山の予定が、またしても出発が遅れる。上北山村西原で169号から別れて泉谷林道に入ると、測量仕事なのか工事姿の人が数人いる。「この先終点まで行けますか?」の問いに「私達地元の人間ではないので・・・・・」との答えが返ってきた。ともかく行けるとこまで行こうと車を走らせると、やがて舗装した道も終わり、この先工事中の看板が立っていてここに車を置いた。

ここから先は工事中 モノレールに添って登った

 ルートでは左の尾根に登り、その尾根伝いに西進し北に方向を変えればいいようだが、肝心の取り付きが分からない。それなら適当なルートで尾根に上がればいいと思うものの、登れそうな緩斜面が見当たらない。ついに工事現場の中に入ってしまい、道も削岩中の岩に突き当たってしまった。仕方なく引き返すと車まであと100メートルというところで、何とか登れそうな斜面を見つけここから登って行く。

一瞬見えた山頂 ヒメシャラの林

 いきなり左下から右上へと続く工事用モノレールに出会う。どうせ道もないのならこのモノレールに添って登ったほうが歩きやすいとばかり平行して登ることにした。滑りやすい杉林の中の急登を一歩一歩進むと、左に尾根が見えるものの、レールは尾根に向かわず西へ西へと進むようだ。仕方なく尾根に向かって斜面を直登する。落ちていた杉の枝を何気なく振ったら、煙のような黄色い花粉が飛んでいった。

歩きやすい道 この雰囲気はどうだ?

 てっきり道があると思って出た尾根であったが明確な道はなかった。右は桧の植林、左はブナやアセビの自然林の道を行けばまもなく、右前方に雪がまだ残る高塚山山頂を望むことが出来る。舟形地形の道になるとその山頂の姿も隠れてしまうものの、バックに大台ケ原を見ながらの素晴らしいブナ林の道となった。しかしこの辺りから雨がパラパラするようになり雨具を着る。

いつまでもここに居たい まもなく山頂へ

 11時20分 1194mのピークで90度右に折れると、巨木が点在する益々素晴らしい尾根歩きとなる。急に目の前が明るくなったと思ったら、それはすごい数のヒメシャラの赤い幹の色が出しているのであった。木肌に触れ、大きく張った枝を見上げ、巨岩や美林に見とれる私はついつい歩みが遅くなる。アイゼンは要らないものの残雪も多くなると、ついにそれまでの雨からミゾレになってきた。

山頂 山頂から大普賢岳

 右の谷から大きな鹿の声が聞こえてきたらまもなく山頂に到着だ。朽ちかけた大きな切り株のある山頂は数個の山名板があるだけで狭い。必死で展望を得ようと思ったが、雨雲で稜線の隠れた仏生ケ岳・孔雀岳方面と、これまた山頂が隠れた大普賢岳が見えただけだった。

 復路1194mピークの東の地点、尾根が二つに分かれているところで北へと下りてゆく明確な道を発見。どこへつながっているのか知りたくて一瞬ここを下ることも考えたが、ガスも出てきたようなので安全を考え、忠実に往路をたどって下山した。
 
所属する囲炉裏へ ↑クリックするとホームへ

















SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送