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鉄山・弥山
標高 鉄山(1563m)・弥山(1895m)
地域 大峰
山行日 2005年5月15日
天候 晴れ
コースタイム 大川口8:35---10:30鉄山10:40---12:10修覆山12:40
13:15弥山13:30---15:30行者還トンネル西口

車3台に分乗した9名は黒滝道の駅でNさんから差し入れの草餅10個を頂き、登山口である大川口に到着。橋の横にある水位監視施設の横からいよいよ鉄山に向けて登って行く。今日は暑いだろうと思っていたが、右から吹く風が冷たく意外にもあまり汗をかかない。それでもいきなり始まった急登にメンバーからは「これはキツイわ〜〜」の声が上がった。

尾根に沿って登る道の上には枯れたツツジの花弁がたくさん落ちていて残念だが、しばらく進むとその代わり見事なシャクナゲのトンネルが現れる。ここで小休止。さっきの草餅とYさん持参の冷たくて美味しいパイナップルを頂く。Yさんからはこの後もグレープフルーツやゼリーやチェリーまで頂く。こんな方とは毎週でも山をご一緒したいものだ。(*^.^*)
川迫渓谷から見た鉄山 鉄山へはかなり急な登り
10:05見晴らしのいい場所に出る。水量は少ないがきれいな水を貯めた川迫ダムが見下ろせ、眼前には左右に大きく広がった弥山も見える。目を凝らせば弥山小屋の建物も確認できる。さてここからはまたもや急な登りが始まる。フウフウ言いながら小さなピークを登り終えると、またもや登りだ。今度は鎖もあるものの、両手を使って体を引き上げなければならない。

10:30やっと山頂に到着だ。9人も立てば満員になり、記念撮影するにも狭いくらいの山頂の大きさだ。しかし南には観音峰をはじめ、大日・稲村・山上・大普賢・行者還等の錚々たる峰々が見渡せる。記念撮影だけして直ぐに出発。この先の下りも急だ。メンバーに注意を促してゆっくり鞍部に下りると、白くて可憐なカタバミの群落に出会う。このあたりではシャクナゲの木は多いものの花は少なくなった。それにしても左手に見える行者還岳から弥山に至る奥駈の稜線は素晴らしいの一言。今頃はクサタチバナの花が一面に咲いていると聞いた。
川迫ダムを見下ろす 鉄山山頂集合写真
いよいよ鉄山の最高のビュースポットとも言うべき草原の場所に近づく。メンバーに「『ヨシ』と言うまで振り向くな」と言って少々の坂道を歩かせた後、合図と共に一斉に振り返ってもらった。今登ってきた鉄山と大普賢岳が直線上に並ぶという構図に歓声があがる。ここで小休止を取った。
これより修覆山へは道が分かり難い。尾根に沿って進むものの岩と倒木で進めず、大きく右に下って迂回しなければならない箇所もあった。明確な道がないのでテープを必死で探して進まねばならない。
鉄山からバリゴヤ・大日・稲村・山上を見る 鉄山。その奥は大普賢岳。右は行者還岳
どこでの山頂にでもある山名板がない修覆山の山頂はつい通り過ぎてしまう箇所だ。目の前に見える弥山を眺めてからここで昼食を取った。今日の予定ではここからピストンで下山するということだが、食事中にメンバーから「あんな急な道を下るのは膝が不安だ」「下りに使うのは危険なのでは?」の声が上がる。

メンバー9人の足が揃っていて比較的早いコースタイムで進んでいることや、この先雨やガスの時は迷いやすい場所ではあるが、今日の天候なら申し分ないし、弥山まで進んで行者還トンネル西口まで下りたとしても時間的には余裕があると判断した私は、当初の修覆山までのピストンの予定を変更して弥山まで進むことにした。
倒木を乗り越えると弥山はすぐ 弥山集合写真
ここからはもう登りは無い代わりに倒木が多く乗り越えるのが一苦労だ。しかも立ち木が密集していて進みにくいことこの上ない。案の上、木に挟まっってなかなか進めない私を尻目に小柄なRさんはすいすいと進む。「この小さな坂を上がった場所が弥山の天川弁才天奥宮だよ」と教えると、メンバーからは「ええ?もう着いたの?」と驚きの声があがった。

弥山の小屋の前ではバスツアーの団体さんが大勢いた。そろそろ下山時刻なのか列をなして出発して行ったが、我々は国見八方覗の岩場まで行き休憩をする。ここで時刻は13時20分。予定を変更してのコースだったが、余裕の時間で下山できそうだ。カタバミの花とトリカブトとバイケイソウの葉を見ながらゆっくりと下山。

さて着いたところはトンネル西口、しかし車3台は大川口にある。ここから歩けば約1時間程度かるが、我々はここから自分達の車で帰宅した。いったいどんな手を使ったかは想像にお任せする。

一緒に行ったリギさんの報告

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