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局ケ岳
山行日 2006年9月9日
地域 伊勢
標高 1028.8m
天候 曇り
コースタイム 局ケ岳神社9:50---旧小峠11:25---11:45局ケ岳12:25
---旧小峠12:40---椿の滝1:10---13:50局ケ岳神社
ルート図地図

 6〜7年前に一度登ったことがある。ホームページにアップしていないところをみるとあまりいい印象が無かったのかもしれない。伊勢三山の二つ、白猪山と堀坂山はまだ記憶に新しいものの、この局ケ岳は記憶も薄れてきたので遠来の友人を誘って登ってきた。

局ケ岳神社 暑い

 まるで真夏を思わせるような暑さの中、私を後部座席に乗せた車は高見トンネルを抜けて、松阪市に入った。飯高道の駅を過ぎて堀出バス停で左折し、突き当たりにある局ケ岳神社に車を置く。ここからは旧登山道と新登山道があるが、今日は反時計回りで旧登山道を登りに使うことにする。表示を見落としたのか登山口が分からない。いきなり地形図を出してルートを確認する私達だ。沢沿いに登り、途中からその沢を離れて谷道を進む。

 カラマツソウやヤマジノホトトギス咲く登山道を行けば、ズボンの裾に草の種がこびり付く。おまけに先頭で進めば顔に蜘蛛の巣が張り付いて仕方ない。毎週ジム通いをしているというNさんの足取りは軽いものの、山は「御岳」以来ひと月ぶりだというAちゃんは、急坂にフウフウ言っている。私も暑さでフラフラ。おでこに巻いたタオルは、絞ると汗が滴り落ちた。

山頂の展望はゼロ 反射板

 それでも尾根道を進むようになると、今まで無かった風が吹き出して、濡れた体は涼しさを感じるようになる。するとまもなく小峠と書かれた分岐だ。左は下りる予定の新登山道なので、ここを右に進んで山頂へ向かう。綺麗な林だがあいにくガスがかかっていてカメラを出すのがおっくうになる。

 こんな天候なので山頂はもちろん我々3人だけ。狭い山頂で食事をとるものの、後ろには無粋な中部電力の反射板がある。晴れた日なら伊勢湾も望め、栗ノ木岳・尼ヶ岳・大洞山・倶留尊山・三峰山そして台高の山々が見えるはずなのに、今日はガスで全く展望は無い。むなしくじっと反射板を見つめていると、なぜか甲子園の銀傘を想像してしまった。

下山道

 下山はさきほどの小峠を右にとって新登山道を下る。椿の滝の先で、直進して東の岩場展望所を経て下りるつもりが、間違って右へ折れてしまった。どうせ展望もないだろうとそのまま進み林道に出たところで、子供さんを背中に担いだ若者に出会った。遅い時間の登山開始の理由を尋ねると「天気が回復してきたので」とのこと。

 「それなら私たちも今から白猪山へ行こう」と言うAちゃんを必死に思いとどまらせて、3人は香肌峡温泉いいたかの湯へと向かった。

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